事務所理念「敬天愛人」に込めた想い

当事務所に掲げる「敬天愛人」について

気仙沼岩渕法務事務所の執務室に掲げている「敬天愛人」

当事務所の執務室には、「敬天愛人」の書が飾られています。

この書は、数ある西郷南洲(隆盛)の筆の中でも、特に筆使いが豪快で優れたものとされる一作の系譜に連なるものです。

「敬天愛人」とは、西郷南洲の遺訓であり、「天を敬い、人を愛する」という意味を持つ言葉です。

天を敬い、天に恥じぬ正しい道を歩み、人を思いやり、誠実に接すること。

それこそが社会の信頼を支える基本であり、司法書士としての使命そのものであると考えます。

当事務所に掲げる「敬天愛人」の書は、明治8年(1875年)、西郷が私学校の生徒たちの求めに応じて揮毫した書から刷られた拓本です。

原書は、四方学舎の道場から南洲神社へと伝わり、現在は鹿児島市の西郷南洲顕彰館に大切に展示されています。

また、京セラ創業者・稲盛和夫氏の執務室にも、同様の「敬天愛人」の額が掲げられていました。

稲盛氏は、この書を創業期から生涯にわたり見上げ続け、その精神を経営の根幹とされたと伝えられています。

敬愛する稲盛氏が生涯見上げ続けたと伝えられる「敬天愛人」を、私も生涯見つめながら、常に原点を忘れず、ひとつひとつのご相談に正しい心で真摯に向き合い、「利他の心」で業務に臨むことを誓っています。

その結果として、ご相談に来られた方が「急かされずに話を聞いてもらえた」「不都合なことも正直に説明してもらえた」と感じていただける対応を大切にしています。
 
また、私の専門家としての知識や立場を、自身の利益を優先するために使うことは決してありません。
ご相談者様にとって本当に必要のない手続きを無理に勧めたり、不要な費用を発生させたりすることは、「天を敬い、人を愛する」というこの言葉に反すると考えているからです。
 
常に「ご相談者様にとっての最善は何か」を第一に考え、誠実を尽くすこと。
それが、私自身がこの理念に基づいて歩み続ける理由であり、皆様への変わらぬお約束です。